京都大原魚山 宝泉院   盤桓園 宝楽園

  文亀2年(1502年)に書院が再建され、現在は額縁庭園(部屋から眺めるように造られた庭園)として有名な寺で、京都市指定の天然記念物の近江富士を型どる樹齢700年はするであろう五葉松がある。
  額縁の庭園の名称は盤桓(ばんかん)園と呼び、立ち去りがたい庭という意味が込められている。
  鶴亀庭園はその名のとおり、池の形が鶴、築山が亀と見立てられ、さらに山茶花の古木も蓬莱山と見立てて造られている。
  園冶はこの宝泉院の藤井宏全住職から庭園の企画長と命じられ寺院全体の風景管理している。